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January 16, 2006
あいかわらずな僕ら
たぶん、いろいろな面において私は恵まれている方なのだろう。しかし、恵まれていると自覚したからと言って自分の中の「辛さ」だとか「哀しさ」というものが消え去るわけでもなく、途方に暮れる。
いや、迷うほどの選択肢はない。今の私にできることをやるしかないのだから。しかしそれは、「とにかく頑張る」ということではない。なぜなら、それは「私にできること」ではないから。少なくとも、今の私には。
それでも、ほんの少しずつでもいいから前進していきたいとは思っているのだ。私が私でいられるように。