2011年07月 archives
July 07, 2011
ようこそ Dreamliner
国内検証プログラム(SROV)のために日本に来ている B787 を観に、羽田空港へ行ってきました。SROV 自体は約一週間かけて行われますが、今日だけ 2往復の予定でシャッターチャンスがそれだけ多いと思って選びました。目的は、飛行機を観るのが半分、写真を撮るのが半分というところです。何しろ、α900 を買ってから、まともに撮影してなかったので。
早朝に羽田空港を出発した B787 はまず岡山へ。時間が早すぎるし空港の展望デッキも開いていない時間なので、出発時は観ていません。岡山から羽田への戻りが 13:15 到着予定なので、それに合わせて家を出ました。使用滑走路は 22 (B滑走路)の予定と公式 Twitter で予告されていたので、着陸が撮れるよう国際線ターミナルの展望デッキへ。撮影が目的なら本当は京浜島や城南島へ行った方が良いのでしょうけど、どちらも車がないとやや不便な場所なので。
13:15 到着予定といっても、昨日は 30分も予定が繰り上げになったりしていたし、予定通り岡山を出発したとしても早着の可能性もあるので、かなり早めに行きました。が、すでにデッキにはそれっぽい人がいっぱいです。デッキの最前列で撮るには、早めに場所取りしておかないとやばそうです。様子見してからお昼を食べるつもりだったのですが、それどころではありませんw しかも、家を出るときには曇っていたので油断していたのですが、だんだん空港周辺だけがピーカンに。いや晴れている方が写真は映えますけど、日陰がないのでかなりキビシイ。
食べるのはともかく、水分補給しないと倒れかねないので、カメラバッグで場所取りしつつ自販機でミネラルウォーターを買ったりしましたが、連れがいないとこういうときに面倒ですね。新しいカメラで撮るのは初なので、待っている間に練習がてらパチパチ。レンズは 70-300mm のズームと 500mm Reflex を持っていっていたんですが、300mmでも足りない気がしたので、最初の数枚以外は潔く 500mm 一本で。α900 での記念すべきファーストショットはこれ。
相変わらず水平がとれてないですが、カメラが変わったからといって撮影者の腕がいきなり上がるわけではないのですみません。
到着予定時刻が近づくにつれてどんどん人が増え、フェンスの最前列はほぼ空きがないくらいになりました。他にも到着する便がたくさんあるので、以前なら無線機や双眼鏡がないとキビシイところですが、今日の私には Flightradar24 という強い味方が!ほぼリアルタイムで B787 の現在地をチェックできたので、それプラス肉眼でなんとかアプローチしてくるところをおさえることができました。ほんとに素晴らしい(Flightradar24 がね。
着陸後は、国際線ターミナルの前を通って 202番スポットへ。
B787 の特徴は、つるんとした顔とギザギザのエンジンですね。後方にいるのはたぶん B767 です。
このあと、広島へ向けてふたたび出発の予定だったのですが、使用滑走路は 16R(A滑走路)の予定なのでそのまま残っていれば良かったのですけど、202番スポットは第二ターミナルから少しだけ見えるという話を見かけた気がしたので、ターミナル間の無料連絡バスで第二ターミナルへ行くも、まったく見えず。あとから考えたら、位置的に絶対見えなかったので何か勘違いしていたのだと思いますが、事前に 202番スポットの位置を調べておかなかった私のミスです。
見えないなら第二ターミナルにいる必要はないので、またすぐに連絡バスで国際線ターミナルへ引き返し、離陸の撮影に良さそうなポイントで場所とり。お昼ごはんはもう諦めました。
広島への出発予定は 15:00 だったのですが、直前になって公式 Twitter で使用滑走路が 16L に変更と流れてきました。16L だと C滑走路になりますから、第二ターミナルからしか見えません。移動せずに残っているべきだったか?とやや後悔しましたが、直前過ぎて今更移動はできません。離陸後の上昇中はここからでも見えるので、もうそれを狙うしかありません。最終的には、また 16R になったので、結果オーライなんですけどね。
ところが、出発予定時刻になってもスポットから動く気配がありません。10分以上過ぎたところでやっと動き始め、向きを変えたところでまたしばらく停止。とにかく暑いので、もうさっさと出発してしまってくれという心境です。16R の場合、A滑走路の北から南へ向かって離陸しますが、202番スポットはその南端にあります。つまり、空港内をぐるっと回らなければ離陸できません。
私が場所取りしていたポイントは、滑走路の南側は見渡せるのですが北側がまったく見えないので、ぐるっと回ってきて離陸滑走を始めるところが見えません。これは位置取りを失敗したかなと思っていたのですが、他の人が北側の様子を見に行って「きたきた」とか走って戻ってくるのが聞こえたので、次にエンジン音が聞こえてきたらきっと B787 だ、とカメラを構えて待っていたらどんぴしゃり。オタク万歳! そんなわけで、離陸シーンもバッチリ撮影できました。
B787 が広島へ出発したあと、同じフロアにあるプラネタリウム・カフェに寄ったりして 30分後くらいに再び展望デッキの前を通ったら、人が全然いなくて笑ってしまいました。
B787 は、最初は羽田=岡山と羽田=広島に就航予定だそうです。楽しみですね。